このレビューはネタバレを含みます
『ペンタゴン・ペーパーズ』の翌週にこれを放送してくれるNHKに感謝。『ペンタゴン〜』の終り方とこれの始まりがそっくりだったから、まるで続編を見ているようでした。
ロバート・レッドフォードがタイプを打つ度に、「人差し指で打つな!」ってイラ立つトム・ハンクスの声が聞こえてきそうだった。
内容が複雑そうだったのでメモを準備して、人名とその背景を書きとめながら鑑賞。
最後の方は人名の頻出度が多くて追いかけきれなかったけど、雰囲気で乗り切りました。
「ウォーターゲート事件を理解してから見ればいいよ」というレビューが多いのですが、活字を読んでもチンプンカンプンの私は自分で人物相関図を作る作戦の方がずっと理解出来ました。
入社9ヶ月の新人記者ウッドワード(ロバート・レッドフォード)とバーンスタイン(ダスティン・ホフマン)の聞き込みを追いかけるのが面白かったんだけど、全容を突き止めたのはこの二人じゃなかったのがとても残念だった。
「ヒントではなく全部話してください。」
このセリフ、もっと早くディープ・スロートに言ってればすぐ終わったのでは?
駐車場の謎の男、ディープ・スロートって何者?
『ザ・シークレットマン』はこの謎の男を中心に描いているようなので、記憶が新しいうちに見ておこうと思います。
せっかく作った相関図が役立てばいいんだけど。