くろゆり

星のない男のくろゆりのレビュー・感想・評価

星のない男(1955年製作の映画)
4.4
掘り出し物の西部劇だった。まあよくある筋書きと言えば、そうなんだけど皆キャラが立っていて魅力的。主役のカーク・ダグラスはいちいちカッコいい。腕は立つけど、相手を殺すわけではない。本当は、こういう強いけれど 戦いを避ける人が、生き残って開拓を進めたんじゃないかなあと妄想する。日本なら高倉健さんとかを彷彿とさせる。
新女性オーナー、酒場の女、直上型の若者、すべての登場人物が生き生きと活躍する。
キング・ヴィダー監督、今ではあまり有名じゃなさそうだけど、他の作品も観てみたい。
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