くろゆり

長い灰色の線のくろゆりのレビュー・感想・評価

長い灰色の線(1954年製作の映画)
3.5
バイオグラフィーとしてうまく表現されていると思う。
粗探しをするなら、当時40歳を過ぎていたタイロン・パワーが 若い時代を演じるのはさすがにキツイので、他の役者でも良かったのでは?
「教官の仕事は若者を死に近づけているのでは」という嘆きは、もうちょっと掘り下げても良かったと思う。でも一方 今のロシアみたいに、ろくな訓練もせずに前線へ送り込むほうが、よっぽど酷いんだけど。
タイロン・パワー自身も父・祖父から同じ名を引き継いだというのは面白い。
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