ダーク魔カスコス

レッドクリフ Part Iのダーク魔カスコスのネタバレレビュー・内容・結末

レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

🟥レッドクリフPart1🟥
〜みんな知ってるあの話が超豪華映像化!〜

三国志にある赤壁の戦いを全二部作で映画化したうちの前編です。

真三國無双とか漫画とかでお馴染みのあいつらが金をかけまくった映像で暴れまくります。超かっこいいです😆キングダムが好きなら絶対面白いと思います。

しかし正直三國志のことはほとんど知りません😅赤壁まわりの歴史を予習しておいた方が楽しいかもしれません。


⚠️以下ネタバレです⚠️


🎬孔明
まあとにかく出てくる男たちがかっこよかったです。特に金城武の孔明が最高です。

こいつと友達になれたら絶対幸せやろうなといういい人オーラに溢れています。しかも有能ときてます。
うん、結婚してくれ😀


🎬幸せ空間
特によかったのは孔明が孫権を説得しにいって、周瑜の軍と出会うところです。

孔明の有能さがにじみ出ていたり、周瑜の名武将ぶりが発揮されたり、脳筋のバカが可愛かったりで、とにかくみんな素敵😆

時代遅れ発言にイラッとするも、謝罪されて許す脳筋さんがいいですね。


🎬八卦の陣
漫画キングダムでやたら複雑な陣形や戦法が出てきたときに「いやそんなもん実戦で使えるんかい」とツッコミながら楽しんでいました。

しかし実際に「こうやるんやで」と映像で見せられるとなかなか説得力があり、「できるかも」と思わせてくれました。

しかし、反撃もせず、やたらと馬で走り続けて罠のなかを長時間ぐるぐるするのは流石にマヌケで不自然でしたね(笑)



全体的にかっこよく、好きなのですが、残念な点もいくつかありました。


🎞戦闘描写が不自然
お得意のワイヤーアクションです。せっかくここまでお金をかけて戦乱の時代を再現しているのに、ワイヤーアクションの動きが不自然でリアルさを削いでいます。

戦いというより「舞い」。

徹底的にリアルで無骨な戦いが見たかったです。あと無駄にスローな部分が多いと感じました。


🎞長い
もっとすっきり短くできたんじゃないでしょうか。楽器で語り合うシーンは正直意味不明なのでいらないです。馬の出産のシーンもあんまり興味がわかなかったですね。このあたりで話が停滞するので、さっさと話を進めてほしかったです。


🎞張飛
彼だけウルヴァリンの出来損ないというか、ホビットのドワーフ感というか、漫画っぽくて鬼ダサかったです(笑)



でっかい川に舟がいっぱいズラーっと並んでいる場面などをみると、「日本とは規模が違うなー」と大陸を羨ましく思ってしまいます。

日本の歴史や文化も素敵ですが、中国4000年の歴史はやはりかなり魅力的ですね。

こんなすごい戦いをしていたとき日本は弥生時代ってのが大きな差を感じます。