スケールは壮大だけど、思ったより淡々としていた印象。お兄ちゃんに引け目を感じてるとか、序盤の描かれ方が人間らしくて孫権が一番応援できるし、風景や民も含めて呉の雰囲気が好きなんだけど、宴のシーンで荊州をすぐ譲っちゃいそうな感を出してたところとか調子の良い縁談の持ちかけでちょっとがっかりした。登場人物が多く端役まで顔の区別を付けられなかったことにより、戦闘シーンは何が起こってるのか正直よく分からなかった。ただ孔明の役者さんはお顔が美し過ぎてすぐに区別できた。教養が滲み出る軍師同士の会話が小気味良い。取り敢えず続編は観なきゃ。
あと気になったんだけど、中盤の笛吹いてた男の子、口閉じてるように見えたけどあれはあれで吹けているものなの??