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将軍月光に消ゆのmhのレビュー・感想・評価

将軍月光に消ゆ(1956年製作の映画)
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WW2ギリシャ・クレタ島で実際に起こったクライペ将軍誘拐事件(もしくは「ハインリヒ・クライペの誘拐」)を題材にした痛快エンタメ。
快作「戦艦シュペー号の最後」を手がけたばかりの監督マイクパウエルと脚本エメリックプレスバーガーの黄金コンビなので信頼しかない。
史実を元にしつつも、エンタメ的な盛り上がりも大事にしてあって、子役の使い方も憎いくらい適切だった。
なんでもクレタレジスタンスは、ギリシャレジスタンスの中でも苛烈だったみたいで、クライペ将軍誘拐事件が有名な出来事になったのは、この映画の原作本とこの映画自体ということで、歴史的にも有意義な映画となってる。
面白かった!
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