ねぎおSTOPWAR

マルタの鷹のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

マルタの鷹(1941年製作の映画)
4.1
ちょいアカデミーから離れます。

と言っても第14回の作品賞など3部門ノミネート。
ちなみに作品賞は「わが谷は緑なりき」(ジョンフォード監督)、他には「市民ケーン」も同級生。

ハンフリー・ボガート主演のハードボイルドサスペンス。フィルムノワールの傑作に数えられます。

ひとつ前のレビューで書いた「チャイナタウン」のオマージュ元になります。二つ見ると面白いですよ!ポランスキー監督もかなり研究したそうですよ。

ハンフリー・ボガートは警察を辞めて相棒と探偵社をやっています。そこに舞い込んだ依頼で、相棒は銃殺!依頼人は消え、怪しい奴らが脅しに来る!いったいなにがあったのか!?何故狙われる!?
なかなかおもろいですよ!

ジョン・ヒューストン監督は過去2度の映画化でコケているこの本を選んで挑戦。見事にヒット!

まあ架空ですが、マルタ島の宝がこの世にはあり、その宝をめぐる悪党ども、欲に駆られた奴らの話です。
ヒロインのメアリー・アスターがまた極めて怪しげな女でいいんですよねー!
私生活でも色々ある方で、演技も嘘つきの極み!最高です。ハンフリー・ボガートも負けじと信じない感じがたまりません!!