よーすけカサブランカス

ゴッドファーザーのよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.3
プロデューサーの脅迫からドンの哲学を示しながら抗争のきっかけを描く、と脚本がかなり美しくまとまっている印象。ドンが時代に敗れ去るように退場するのは西部劇っぽい。カタギとして育てたかったマイケルが跡を継ぎ、その失望なのか満足感なのか、この世を去る。マイケルはそれを待っていたかのように、というのが、無垢な若者の闇堕ちはやっぱアツいなあと思いながら見た。