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ルパン三世 カリオストロの城のめるのレビュー・感想・評価

5.0
「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です」


私のルパン三世はここから始まった……!

コミカルでロマンティックな冒険活劇、まさに至高のエンターテイメント!!
ルパン三世のおもしろさがギュッと詰まっているのでは!?

細部に至るまで宮崎駿テイストを感じる。原作とは全然違うみたいだけど、ルパン三世の人気を押し上げた宮崎駿の手腕は大きい。
岩壁を走るカーアクションやあり得ないジャンプ、ミートボールスパゲッティーや1輪の花と国旗、演出から小道具に至るまで記憶に残る名シーンばかり。
主にルパンとクラリスにスポットライトが当たっているのもヒーロー×ヒロインが鉄板の宮崎駿らしい。
次元や五ェ門、不二子の登場は控えめだけど、それぞれのキャラクターはしっかり掴めるからインパクトは抜群。

ラストの銭形警部の台詞はルパンという男を一言で表せていて粋だなと思った。

クラリスが旅に出ているイラストを見かけたことがあるから、旅先のどこかでルパンに再会しているといいな~。


「またつまらぬものを切ってしまった」
石川五ェ門の第一印象は完全にコレ。毎回切るたびに言うのかと思ったら違った(笑)
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