ルパンは全然知らんからルパン映画としての評価は出来ない。どころか子供の頃から何度も観すぎてフラットな評価も出来なくなってるかも。まあ傑作でしょ。
なんといっても最初のカーチェイスシーンからマックスでワクワクさせてくれる。ルパンは全然知らないしこれがルパンの魅力なのかは分からないけど、次元とのコンビ感というか、何も言わなくても疎通し合っている感じ、たまらないね。
そして全編を通してオシャレでクール。やってることがいちいちかっこいいんだ。ガジェット的面白さもそうだし、ケイパー物としての興奮もしっかり感じられる。そしてクラリスに対するムーブには男として惚れざるを得ない。
ルパンを観たことないのに、銭形と共闘するところなんかまんまとワクワクさせられる。「バカヤローそいつがルパンだ!」、「あなたの心です」などこの映画の銭形は印象に残るシーンがあっていい。片方ルパンだけど。
ハヤオの初長編監督作品として、このタグを。