ルパン三世がカリオストロの城の陰謀、そして少女クラリスの救出に挑む。宮崎駿長編第1作。
初見の定番名作。ルパン三世の映画を通しで見ること自体が初だったのだが、ルパンの余裕のあるアクション、仲間たちとの連携、銭形とのドタバタといったシリーズの型を確認できた。
が、どう見ても宮崎アニメだ。余計な説明なしでカジノから走りだし、カーチェイスしたかと思えばもう城に着いている。この怒涛のテンポの語りは宮崎節で最高。落下や飛行機のアクション、地下の禍々しいデザイン、ロマンス、王族が絡む脚本は完全にラピュタの原型だし、面白かった。
ラスト、クラリスを抱きしめるのでなく、肩に手を置くルパンの芝居が素晴らしい。勿論、銭形のセリフも。私は、ルパンやクラリスに格別に思い入れはしなかったが、様々な要素が詰め込まれた万人に開かれた名作だと思う。