1969年のテキサス州。ある男女4人組が交通事故に遭い、怪我を負った彼らは居合わせたホイト保安官に連れられる。しかしその先で想像を絶する地獄が待っていた物語。
傑作スプラッター映画「悪魔のいけにえ」のリメイク「テキサス・チェーンソー」。その前日譚にあたる内容で、レザーフェイスを含むヒューイット一家による惨劇の始まりを描いています。
まぁ一応前日譚という設定だけで、やってる事は過去作とほぼ変わらず。何人かの若者がレザーフェイスに惨殺され、R・リー・アーメイ演じるホイト保安官が抜群のイカレ役を見せつける。そのゴア描写は全編を埋め尽くすような勢い。
この手の映画に求めるものをしっかりと見せてくれた印象でしたね。チェーンソーを唸らせながらターゲットを追い回すレザーフェイスの姿はシリーズの代名詞。いくら主人公たちが殴るわ刺すわの抵抗をしても効いていない圧倒的な頑丈さ。一切セリフを発さず、何を考えているのか、次はどう行動するのか分からないそのキャラクターの怖さを改めて実感。
本作のヒロインはジョーダナ・ブリュースター。当時は既に「ワイルド・スピード」のミア・トレット役として出ていましたが、本作後の「ワイルド・スピード MAX」で再出演。そのままミア役として現在も活躍中。
前日譚なので当然続きがあります。なのでハッピーエンドではないです。かなり後味悪いバッドエンドです。そこはご注意を。笑
