ハム

ビー・デビルのハムのネタバレレビュー・内容・結末

ビー・デビル(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

『韓国映画 この容赦なき人生』から

たった9人が暮らす離島で、虐げられ続けてきた女性(ボンナム)

島の老人たちからは働くことを強いられ、夫の弟からも関係を強いられる

娘も夫と関係があるわけだが

これがこの島の暮らしであり掟だ

いつまで我慢するのか?という言葉が何度か出てくるが、一線を超える事件が起きてボンナムは吹っ切れる

ここから始まる復讐が見どころで
ボンナムに凄い色気を感じた
刃物を舐めるシーンのセクシーさは言わずもがな

夫に対しては夫自身の発言のブーメランというか「味噌でも塗っとけ」が笑える

ボンナムのモサっとした可愛さ、なんなんだろう
モサっとした可愛さってあるなと(「ドライブ・マイ・カー」の三浦透子とか)

村社会や男尊女卑、見て見ぬフリをする傍観者への批判が含まれた映画

そうなんだよな、ソウルからくる橋本愛みたいな女優さん、冒頭から「親切じゃない」とか「見て見ぬフリ」とか共感はできないんだけど、災難な休暇旅行だな〜と少し同情して見てて

ただ、お前も悲劇的な出来事を見てたんかいと

だから狙われた訳だし、生き延びてラストシーンが冒頭の見て見ぬフリに戻ってきたのは納得

「見て見ぬフリ」は橋本愛(じゃないけど)だけじゃなくて観客もすることで、何も違いはない
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