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戦争のはらわたのkazuuuのレビュー・感想・評価

戦争のはらわた(1977年製作の映画)
3.0
戦争のリアル。

時は第二次世界大戦、ドイツとソ連、双方合わせて1400万人以上の死者を出したとされる戦いを、前線に配置された小隊を通して、ドイツ側の視点から描く。

リアルな戦闘シーンとスローモーションが印象に残る。戦車での破壊、空爆など、爆破シーンが圧倒的すごさだった。映画館で観たら耳がおかしくなりそう。

勲章を求めて必死で嘘ついたり戦う姿が滑稽に見えて、失うものは多いのに戦争から得られるものって虚しくね、と思った。
マクロな視点だと国のために戦うんだろうけど、個人個人からすればなんで偉い人のために命かけなきゃあかんねん、と思う。愛する人と離れて、何のために戦うのかわからずに死んでいく人がたくさんいたことを考えて、悲しい気持ちになった。
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