ジャギ

戦争のはらわたのジャギのレビュー・感想・評価

戦争のはらわた(1977年製作の映画)
5.0
僕を映画好きに引きずりこんだ作品のひとつ。観賞記録とは関係ないですが唯一DVD→blu-ray→最終盤と買い直した作品です。
まず暴力という枠では最高峰の監督だと思うサムペキンパーの手腕がいかんなく発揮されてます。
他の方もかかれてますが絶対悪≒ナチスの中のリアリズムの枠を飛び出さない人間の悲愴感を痛感します。
戦争の無情、愚かさ、また人間の心情の全てをバイオレンスに絡めた迫力のある映像が僕たちに【人間とは】と問い詰めてる感じ…何度見てもとにかく考えさせてくれる。連合軍目線の映画とは一線を画する。
ジェームズ・コバーン扮するシュタイナーの言葉、表情一つ一つが訴えかけます。
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