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ケルト・ユートピア

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ケルト・ユートピアの作品紹介

ケルト・ユートピアのあらすじ

アイルランドにはいつも音楽があふれている。街角に、パブに。荒涼とした海岸や丘陵にさえ。家族と、仲間と、見知らぬ人と、そして一人の時も……。長きに渡るイギリスの支配に飢饉、北アイルランド紛争など、激動の歴史を生きてきたこの島の人びとは、ユーモアと皮肉まじりに、自由への抵抗や日々の悲哀を美しい旋律にのせて、はるか昔から歌いついできた。その土壌はU2、エンヤ、ザ・クランベリーズにシネイド・オコナー、近年でもホージアやフォンテインズD.C.など世界的なアーティストを生みだしている。 イギリスから部分的な独立を果たしてから100年あまり。国境が一つの島を北と南に分断し、今なお植民地時代の影が残るなか、アイルランドではフォーク・リバイバルと呼ばれる新たなムーブメントが起きている。担い手は、アイリッシュ・フォークの伝統を受け継ぎながら、R&Bやヒップホップ、パンクなど多様なジャンルから影響を受けた新しい世代のミュージシャンたち。宗教や信条はそれぞれに違えども、彼らはみな等身大の感覚で祖国の文化や言語に向き合い、社会の矛盾を鋭く見抜きながら、まっすぐに未来への希望を歌う。

ケルト・ユートピアの監督

デニス・ハーヴェイ

ラース・ローヴェン

原題
Útóipe Cheilteach/Celtic Utopia
公式サイト
https://celtutopia.com/
製作年
2025年
製作国・地域
スウェーデンアイルランド
上映時間
90分
ジャンル
ドキュメンタリー音楽
配給会社
ユーロスペース

『ケルト・ユートピア』に投稿された感想・評価

4.0
アイルランド語のアクセントや音楽が好きな者にとって至福の時間だった
色々なタイプの音楽が聴けるのも面白いし、
世代によってアイルランド紛争や言葉に対するスタンスが違うのもなるほどと思った
そこに生まれた人にしかわからない複雑な気持ちがあると思うが、宗教の違いで争うのはもうやめてほしい
登場人物の喋り方はやはり特徴的で、Fワードの発音がやけにツボってしまった
またKNEECAPの映画が観たくなった
また生演奏付きのイベントを逃したのは残念だがピーター・バラカン氏の登壇の際は参加したい
シネイド・オコナーのサイン入り🛵だよ。

ひとつの島 ふたつの国
アイルランド島は、南部がアイルランド共和国、北部の北アイルランドはイギリス領。
アイルランドはカトリックが優勢な国、一方北アイルランドは、人口の大半がイギリスからの植民者の子孫でプロテスタント。対立、紛争も、現在はだいぶ落ち着く。
言語は英語教育からアイルランド語を見直す動きも、地域によって状況は変わる。
アイルランド共和国はイギリスの植民地から独立も、腐敗した教会、政治家や官僚に依然支配されている。
このような複雑な状況下で、様々な歌が歌われている。閉塞感の中でも、言いたいことがストレートに語られる。

この島で、いかに音楽の役割が大きいかを認識した。だから響くのだろう。

上映後、デニス監督&ラース監督の舞台挨拶と、Pinch of Snuffのミニライブ 。アイルランド映画祭2026 のときより、ノリがよかった。
文化や歴史の背景がこのドキュメンタリーの大前提になっているから、デニス・ハーヴェイ監督とピーター・バラカンさんによるトークのある回に行けたのがとてもよかった。知っているようで知らないことばかりだな、世界中。

そして、あらゆる媒介としての音楽の強さを感じる。同時に、ある方向への無力感みたいなものも。

やっぱり、今自分がやりたいことや日々考えていることと、強くリンクしたなあ。

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