あのミスタープロ野球、長嶋茂雄さんが1974年に引退。その輝かしい現役時代を描いたスポーツドキュメンタリー映画。

アンチ巨人ファンにも愛されたとされたミスター。全盛期の彼のプレーは知らないが、この映画を見てその躍動感、天性の明るさ、ピンチをチャンスに変える勝負強さに魅了されたのを覚えている。

監督時代のミスターに2回ほど目の前で遭遇したことがある。
1度目は岡山の新幹線のホーム。グリーン車あたりで新幹線を降りると目の前にミスターが…
スーツ姿のミスターは背筋がスーッとしていてめちゃくちゃダンディだった。
2回目は今はなき広島市民球場横。すぐ近くの宿泊先のリーガロイヤルホテルから徒歩で球場入りするところ。たまたま車で先頭で信号待ちしていたところを目の前を記者に囲まれて横断歩道を渡っていた。
ユニホーム姿だったが、これもまためっちゃカッコよかった！

これも何かの併映作品だったと思うけど、1974年の長嶋茂雄の引退直後に作られたドキュメンタリーでしたね。

私は当時は広島カープのファンだったので巨人は嫌いだったけど、野球を始めた小学生の頃には、長島のバッティングフォームを真似してみたこともあったものだったし、その引退セレモニーには結構感動させられたものでした。

たぶん本作には現役時代の活躍ぶりも描かれていたとは思うけど、今覚えているのは引退セレモニーを映した映像だけかな。

「我が巨人軍は永久に不滅です」のフレーズですっかり有名になった引退スピーチも、いまだに結構覚えてますね。

現役引退直後に作って＜東宝チャンピオンまつり＞で上映したドキュメンタリー。
構成もひどく、駄作。
間に合わせのやっつけ仕事か？
音楽が冬木透だったりするのが、ファンには驚き？