三四郎

若者に夢ありの三四郎のレビュー・感想・評価

若者に夢あり(1962年製作の映画)
3.0
大隈講堂、演博、早稲田万歳!
タイトルが謎…。まぁ最後は希望を持たせて良かった良かったっていう終幕だけど…だがしかし!これでいいのか!?結局、世の中はお金ですべて解決できるって話かい?
脚が悪いままでもいいじゃないか!脚の悪いありのままのお嬢さんでいいじゃないか!
出会って仲良くなった時から、「その脚、治らないの?」とか聞いて、手術すれば治る可能性もある…とか、そういう話の展開になっていてなんだか違和感があった。「手術しても治らない」という設定でいいじゃないか!

まぁこんな頭の中がお花畑のようなことが言ってられるのも、なんの苦労もせず育った証拠なんだろうなぁ…。我ながらロマンティック・イディオットだと思うが仕方がない。『黒衣の処女』のドロテア・ヴィークなんか観てしまったら、もう脚が不自由だろうがなんだろうが関係ないね。一生を捧げても悔いはないだろう。
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