三四郎

涙にさよならをの三四郎のレビュー・感想・評価

涙にさよならを(1965年製作の映画)
1.0
なんともお粗末な駄作。朝か昼か夜か…時間設定と筋が酷すぎる。観客にストレスを与える映画…。
夜中のはずが早朝となり、これはまだ許容範囲だが、運転する藤原釜足にピストルを向ける時、外は電灯が灯っていて暗い。直前のシーンは明るくなっていたのに。次のシーンはまた早朝。しかしまた車内は夜。
この映画はいったい何歳をターゲットにした映画なのか…?
冒頭からしておかしかった。スリをした方が悪い、至極まっとうな意見の金持ち娘。
橋幸夫云はく
「俺はこの店はおろか、財産だって一銭も貰うつもりはないんだ。俺は金持ちの家に生まれたことが嫌でしょうがないんだな。大体ね、自分で買った訳でもないのに、得意そうにヨットやスポーツカーを乗り回してる奴見ると頭きちゃうんだよ」
しかし直後に妹から「はい、今月分」と封筒を貰っている。親のスネ齧ってるのはお前だろう!と叫びたくなった。Barでは、「これ社長のお嬢さんにつけといてね」と勝手に飲んでる…。
『北北西に進路を取れ』のような見知らね誰かに狙われる演出。
ラストシーンも最悪。スキーウェアのズボンが水色から青色になってて、別人が滑っているのがまるわかり。
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