中井貴一主演の新選組隊士の吉村貫一郎の波乱の人生を描いた時代劇。
原作は浅田次郎の歴史小説。
明治32年に思いがけなく出会った二人の男による回顧形式で構成されています。
世は幕末。
吉村は、貧困生活のため家族を養うことができずに盛岡藩を脱藩する。
故郷に残した愛する家族に仕送りするために、新選組の隊士としてがめつく金を稼いでいた。
しかし彼はそれよりも義を重んじた。
義、家族への想い、友情を描いた感動作で、涙涙涙です。
豪華俳優陣の演技も見どころです。
「盛岡の桜は石をも割って咲く...... 世にも人にも先駆けて あっぱれ花っこを咲かせてみろ！」
学生時代に盛岡の市街で岩割桜を見たことを思いだした。
地上波TVで鑑賞
第27回 日本アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、助演男優賞など6部門で受賞（2004年）
