人生で定期的に見返している作品。
その分「あれ?どんなラストだったっけ?」となっている事にもなる。
人を食ったような性格のニノ。実際に頭もよく、居着いてしまった元義理の父を憎み犯行に及ぶ。
エンドロールで貴志祐介作品と知りました。
青少年独特の知ったか風味であったり親の性に嫌悪したり、さすがです。
最後の選択こそ愚かであるけれど、2度目の犯行にいたったように、次々と視野が狭まっていった果てなのだろうか。
あややの真顔に少し笑ってしまったけれど(バラエティの悪影響)ラストにこちらを睨みつけるあやや。
過ちに対しての怒りか、我らへのこれからの選択への警鐘か。