Adele

七日間の休暇のAdeleのレビュー・感想・評価

七日間の休暇(1930年製作の映画)
3.0
声を大にして言いたい!!!
今ならAmazonプライムで見放題だから、少しでも気になった人はぜひ、観て欲しい!!!

そして、本作はゲイリー・クーパーのプロモ作品と言っても過言ではないくらいクープの魅力満載!!!
製作陣は私と同じクープの大ファンなのか、はたまたクープの魅力を惜しみなく出し切るように言われて製作してたのかは不明だが、クープファンは鼻血が止まらず、卒倒間違いなしの仕上がりなのだ!!!

その話は一旦置いておき、ストーリーは第一次世界大戦中のイギリスで夫も息子もいない夫人と両親のいない孤児のスコットランド兵の心温まるストーリー
あらすじを読んだ時は何だかかた苦しくし、期待していなかったのですが、こんなに素晴らしい作品だとは思ってもいなかった…

最初はお互いフリしていたのに、いつの間にか大切な存在になっている…そんな話は今でもごまんとあるけれど、今作はそこに至るまでの過程がおもしろおかしく、かつ、じんわりと心に訴えかけてくるものがある

そして、お得意の下世話話に戻ってしまいますが、今作のゲイリー・クーパーの美しさ、かっこよさには目が見張るものがある
単にイケメンという軽々しい言葉では片付けられないクープの魅力

今作はスコットランド兵の役なので始終、キルトスカート着用してます
みなさん!クープがスコットランドのキルトスカートですよ!!!!!
もう、想像しただけで鼻血ものです…
そりゃ、酒場で海軍兵がクープのスカートめくりたくなる気持ち、めちゃくちゃわかる!!!w

おまけに、若い女性に誘われているのに、若い女性よりダフィ夫人を選ぶなんて(渋々だけどw)なんて可愛いんだ!!!
元気のないダフィ夫人を喜ばすために高級レストランに連れて行き、シャンパンを直々に飲ませてあげたり、ワルツも踊る…
しかも、ダフィ夫人の友達連中が騒がしいと咎めながら、冗談まじりに『キスするぞ』とかも言うし、狭いバスタブ(っていうのか?)でのリアル入浴シーンまであり

長くなりそうなので、総括すると、29歳の麗しきゲイリー・クーパーがスコットランド兵のキルトスカートを始終着用し、優雅にワルツを踊り、歌を歌い(なかなかいい声)、珍しく大声で笑い、夫人達に『キスするぞ』などと言ってみたり、シャンパンをクープ直々に飲ませてみたり、寝込んでしまった人をお姫様抱っこして寝かしつけてみたり、片膝をついてプロポーズみたいなことまでしたり、リアル入浴シーンもある

もう、この作品を観て、今まで以上にクープのファンになってしまったし、一生ついていくと誓った!!!
と、かなり下世話感満載のレビューになってしまいましたが、クープの魅力は勿論、本当に素晴らしい作品だと思うので、少しでも多くの人に観ていただきたいと思います

ラストは切ないですが、あんなにやかましかった友達が何も言わずにダフィ夫人に黙って寄り添い、何も聞かずに一緒に歩く姿も素晴らしかったと思います
Adele

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