イ・クムジャ（イ・ヨンエ）は２０歳の時に６歳の少年ウォンモ君を誘拐し殺害した罪で逮捕された。
その美貌と残虐な手口で世間を大いに賑わせた。
そして１３年後に出所したクムジャはある計画を実行する為に動き出す・・・。
劇場公開時以来、久しぶりに鑑賞しました。
当時は何の事前情報も見ずに何となく映画館に足を運んだんでよね。
邦題のフワッとした感じから、まさかこんなに恐ろしい復讐劇だと全く想像してなく驚いた記憶があります。
改めて見て、パク・チャヌク監督らしい一筋縄ではいかないストーリーの組み立てです。
しっかり見てないと流れがどこに向かって行ってるのか分からなくなる。
ま、見事に最終的には上手くまとまってますけど。
とにかくラスト３０分前後は見ていて辛くなる。
犯罪被害者家族になった時の心情って当事者じゃないと本当に分からないと思う。
その復讐劇はモロは見せない。
逆に家族らの心情を考えると…ねぇ。
締めも何ともやるせない。
