テーマ曲に「人生は挑戦だ。やってみれば簡単だ。」と言う歌詞があるのですが、ストーリーと対比させる事で、とても印象に残りました。
登頂せずに下山する勇気、これはよく言われますが、この作品では、それが延命の可能性を高めるとは限らないのですね。もうこれは運命や縁起の話だなと思いました。
またジャーナリズムと言うものが、否定的に描かれていました。確かにジャーナリズムは、当事者のためのものではなく、第三者のものであり、時には当事者を蔑ろにして、第三者の評価を受けるシステムになってますからね。
この作品の描写が素晴らしく、永遠のテーマである「なぜ山に登るか？」を、改めて考えさせられました。
くしくも栗城史多くんが、(驚きの)アンナプルナ再挑戦を始めた日に観ました。これから数日、栗城君と共に、この作品は頭から離れない事でしょう。
この作品を観るにしても、栗城君の挑戦を応援するにしても、私は単なる傍観者に過ぎないんですよね。もっと色々挑戦しよっと！きっとやってみれば簡単さぁ～♪
