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荒野の女たちのaminのレビュー・感想・評価

荒野の女たち(1965年製作の映画)
3.5
タバコ、酒をガンガン嗜む女医は俗に塗れているように描かれているが、実際のところ身を挺して仲間を守った。信仰にあつい品行方正なクリスチャンの尼さんは、都合よく聖書を引用し、果てには書かれていないことまでそれっぽく語る。出産を目の当たりにすることも避けて、現実から目を逸らし続ける。どう振る舞うこと、何を信じることが信仰と呼べるのか、果てはこれからどうやって生きていくのかを揺さぶる映画であった。ホントに色んな映画を撮る監督だ。
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