荒野の女たちの作品情報・感想・評価

『荒野の女たち』に投稿された感想・評価

蓮實重彦と三宅唱の共同作をネット記事で知り、東京を羨んでいたら知り合いに貸していた本作が2・3年振りに手元へ帰還。
その間フォード論が刊行され、特集が組まれて自分も一度だけ『香も高きケンタッキー』『…

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nofm

nofmの感想・評価

3.9

シネスコサイズで鑑賞(画質悪し)。
アン・バンクロフトの登場シーンのキマり方。当然のようにカウボーイハットを被って馬に跨ってやってくる。そしてラストシーンの暗転の凄まじさ。
とりわけ印象的だったのは…

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『捜索者』と同じようにNTRもので、女性がいわゆる「蛮族」に盗られる話なわけだが、『捜索者』のジョン・ウェインの位置がいないところが本作の重要。強いて言えば園長の女なわけだが、彼女は信仰心ばかり口に…

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昼寝

昼寝の感想・評価

4.2

だいぶ間が空いてしまったけど。ずっと見たかったフォードの遺作。違法転載動画並みに画質が悪くて驚くけど、何せ感慨深い。信心深いマーガレット・レイトンがことあるごとに呟く聖書っぽい一節が全部創作なの面白…

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koss

kossの感想・評価

4.2

西部劇の構図を中国の奥地に再現している。西部劇の開拓民対インディアンを、白人対黄色人種に。開拓民はキリスト教伝道所、インディアンは蛮族になる。首領の名はドゥンガ・カーンで蛮族は戯画化され、「黄色が踊…

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ミスチルのHEROのそれ。バッドエンドです。ため息でる。
今さら自分の人生を否定することが出来ず信じるしかなくなってしまったおばちゃんの気持ちもわかるけどね。大っ嫌いだけど可哀想ではある。

自分の中で、フォード映画が完結したという感慨すらある。直感として、フォードは全ての作品で同じ物語を描いており、その最終篇としてこの作品を撮ったのだと思わされる。もはや荒野を馬が駆け巡ることもなく、同…

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yuzu

yuzuの感想・評価

-

ジョン・フォードの遺作。ってwikiに書いてあった。主人公は男ではなく女たちだ!傑作!
タイトルに「荒野」ってあるけど、アメリカの荒野ではなく、中国(モンゴルの近く)の荒野が舞台。

アン・バンクロ…

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傑作。

信仰は、役に立たないと散々なめにあうお話しだけど、決して蔑ろにしていないラスト。

凄映画すぎて言葉が出ません。。。

ジョン・フォードが晩年こんな映画を撮っていたとは。
素晴らしいからこ…

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ロメ男

ロメ男の感想・評価

4.2
受け取るという行為の難しさがやっと克服され、赤ちゃんが無事に産まれたと思ったらあのラストのあっけなさ。
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