サーフ

ウイラードのサーフのレビュー・感想・評価

ウイラード(1971年製作の映画)
3.4
動物パニック系映画の一作。

青年ウイラードは気弱で、父親の会社を乗っ取った上司にもいびられ続ける毎日。
ある日、ウイラードは自宅の庭を掃除している時にネズミを見つける。母親からは駆除してくれと言われるも、パン屑を与え続けネズミを飼い、調教する事に。
会社にもネズミを持ち込み可愛がっていたがある日悲劇が起こってしまう。ウイラードとネズミは復讐を誓うのだが…というのが大まかなストーリー。

最初は立場が弱く、上司から不当な扱いを受けた主人公の復讐という勧善懲悪とネズミとの交流みたいなのを描いたストーリーかと思ったから、途中から主人公の私利私欲に基づいた行動が引き起こす自業自得の物語へと変容していく。

ネズミ、ビジュアルはまだ可愛い方だけどあれだけ大量に画面に映し出されると流石に気持ち悪い。ラストシーンは怖さしか感じないし、途中の主人公の「ネズミたちを調教している」という要素がより怖さを引き立てる。

ネズミを利用するだけで利用する道具みたいな扱いしてたら痛い目に遭って破滅へと向かう悲しい男の悲劇を描いた作品。
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