「若尾文子映画祭」＠ラピュタ阿佐ヶ谷で鑑賞🎥

若尾文子主演の未見作だったので観てみたら、チンピラ風の喧嘩シーンなどが続いて若尾文子もなかなか登場せず「面白くなるのか、これ❓……状態」の序盤😂w
中盤から段々と色んなエピソードが繋がって、ラストでは（ああなりそう…と分かっていても）感動の涙＆微笑んで終わるハートウォーミング映画だった🤗💓

若尾文子と川口浩、叶順子と川崎敬三の２組カップルを描いた恋愛娯楽作🎥💕
監督は、島耕二🎥

個人的に、本作で印象的だった場面は【テアトル東京をカラーで映したシーン】🎥🌈
川崎敬三が叶順子と一緒に「僕らはシネラマ観ていこう」と言う背景に、シネラマ『世界の楽園』上映の看板が映り込む🙂

また、後半にはチンピラの住む部屋が映されるが、『巨人と玩具』などたくさんの映画ポスターが隙間無く貼られていて、島監督の映画愛を感じた🎥👍


物語は、実業家の息子（川口浩）と下町老舗店の孫娘（若尾文子）はキャンプ場で出会う。
川口浩がモーターボートで進む背景に、若尾文子が運転する赤い車、その後に富士山を移動カメラで捉え続けたシークエンスは、なかなかの名場面✨
撮影監督は小原譲治🎥

やはり金持ち父親の息子（川崎敬三）と医者の娘（叶順子）もイイ仲になるが、叶順子の父親が「女性と結婚する男は、医学的観点から10歳ぐらい年上が良い」とわけ分からないこと言って反対する🤣

さて、この２組カップルを巡る様々なエピソードが繰り広げられて……という映画。

序盤はつまらなそうな雰囲気あったが、なかなか楽しく観られて良かった🙂✌️
特に、北林谷栄が出て来るシーンはホント楽しい😄笑笑

＜映倫Ｎｏ．１０７２２＞

• #若尾文子_Jimmy

「娘の冒険」もよかったけど、こっちはさらにゴキゲン⭐︎川口浩をロックハドソンにしようとしてない？島センセー、いつものハリウッドなバタくさい演出がサイコー。山中湖のテンガロウ周りでヤングのわちゃわちゃ、そこに現れるのはなぜかひとりチャキッと大人ぶってるいつものあやや。品川隆二さん従えて鞭でピシピシ乗馬、モーターボート爆走のヒロシを赤いコンパーチブルで並走のあやや。室内の暗い照明やなんかも粋だね島センセー&小原譲治の撮影コンビ。柳永二郎の豪邸のセット、ロビーの階段使って継母・轟夕起子とのシーン、生殖年齢は10歳差、ヤマメ（精子）が勢い泳ぐ、花布&十朱のお父さんふたりの吊り橋上の釣り、盛りだくさんの演出楽しいなー。あややが内装デザインしてるらしい品川さんのナイトクラブ"コタラジャ"KOTARAJAのロゴのネオン可愛いーつのグッズあったら欲しいっつーの。ゴネる歌手の藤巻潤の代わりにマイク握るヒロシはいつものビッグシルエット、ヒロシにはちょっとキーが低すぎる伴奏だけど当然大盛況。谷栄の自由すぎるアドリブにみんな振り回されるし、結婚する敬三さんとカノジュンの存在感薄い。全体的に父親3人のコメディが割合高いのは週刊誌の連載小説だったからなのか…

テントにはオリーブとドナルドとなんだっけ、川口浩坊ちゃんが轟ユッコママに優しい説教されんのは豪邸の中二階、なんなのあの贅沢スペース！二方から階段があってさ、柳永パパの部屋にはマルスだったか石膏あったぞチキショー金持ちの家最高羨ましいよ。そりゃ島センの映画って屋敷がちだけど特にこの映画の家のセンスはヤバかった。壁の色とか。一転あやや＆谷栄の下町長屋みたいな家も良い。色んな襖。つかあやや内装デザイナーだったっけ急に。わちゃわちゃやって叶順＆敬三カップルほったらかしのハッピーウェディングエンディング最高だな。夏だから絽とか紗のうっすら着物着てんだ先輩チームが。谷栄赤いの着てなかったっけ。
そーそーコタラジャ！歌わねえぞってゴネるリッキー藤巻ズンの代わりにサッと舞台に川口浩、ヨッ！