Sympathy for mr. vengeance (2002)
パク・チャヌク監督の復讐３部作と言われるうちの１つだそうな。わたしは「オールド・ボーイ」以来の２作目となる。
重病の姉のために手術代を稼ごうとして誘拐を計画するろうあの主人公と、娘を誘拐された父親が基軸になるが、「復讐」は複雑に絡んでいて、矢印は一方向ではすまない。
戦争には誰もが反対するが復讐と聞くと「分からなくもない」と気持ちを途端にひるがえす。
でも戦争は復讐の連鎖の末路だろう。
「罪を憎んで人を憎まず」という考え方がある一方で「目には目を」「敵討ち」が存在するのも人間社会。
