人喰猪に襲われた韓国の山村、ここに暮らす人たちをコミカルに描き、懲りない人間を笑い飛ばす。
ソウルから転勤になった巡査は精神を病んだ母親と身重の妻を抱えている。
村長と会社の社長は健康志向のイベントで都会からの若者をひきつけて儲けようと思っている。
猪の研究者は封建的な大学に戻るのが嫌で、なんらかの成果を上げようと必至だ。
犠牲者が出て、警察本部から刑事がやってくるが、やる気はなさそう。
村長たちはハンターを雇い、メス猪を一頭仕留めるが、巨大なオスが現われる。
猪よりも人間の方がしたたかなのが可笑しい。