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迷宮物語のシのレビュー・感想・評価

迷宮物語(1987年製作の映画)
4.4
①ラビリンス・ラビリントス
不気味な世界の表現がめちゃくちゃ細かくてイメージが次々切り替わって良い カットのアイデアは全て監督が出したんだろうか?かなりすごい量だった。色彩が好み
動きがオーバーでタメが多くてちょっとセル画時代のディズニーみたいな動き 声が怖い(不気味さを底上げしている)
②走る男
走るというより生と死の向こう側へ肉体を剥いで捨ててスピードそのものになるみたいな話?人間が自分の体でできることを超えてマシンと一体になろうと(マシンを超えようと)したそこには命も体もないみたいなことを思った
③工事中止命令
大友克洋ってズバ抜けてすげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
絵も色も最高 動きも面白いし無駄がない
ワールドを表現することに1ミクロンも抜かりがない SFなのに見る側を置いていかない 話が面白い ちょっとした演出が物語をわかりやすくしてる上にかっこいい 愛着の湧くキャラクター AKIRA見返したくなった


エンドロールをちゃんと思い出せないけど、ミッキー吉野は全部の作品の音楽を担当してたのかな?特に工事中止命令の工事中のシュールな曲が好きだった。
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