ゆみモン

さらば愛しき人よのゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

さらば愛しき人よ(1987年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

1987年公開作品。
郷ひろみは30歳頃…ということは単なるアイドル映画ではないのだろう。
郷ひろみは爽やかイケメン過ぎて、ヤクザには見えない。でもカッコいい。
反対に木村一八は、何を演ってもヤクザ・チンピラにしか見えない。

修史(郷ひろみ)が幼なじみのひとみ(石原真理子)と再会して、ヤクザ組織から足を洗おうと闘う話。
ひとみと生きる決意をしたのはいいが、それまでの愛人由美子(南條玲子)に対して冷酷な修史。これは酷い。由美子は最後まで修史のために、自死してまで口をつぐんだのに…。

安岡力也、柄本明、大地康雄、佐野史郎…ら豪華キャストが周りを固める。
出演場面の少ない原田芳雄、内藤陳、余貴美子、内田裕也…らの存在感も凄い。
そして、20代後半の、イッちゃってる感半端ない金髪・声枯れ佐藤浩市が最高だった。