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乱暴者のmareのレビュー・感想・評価

乱暴者(1952年製作の映画)
3.5
体は大きくても頭が悪くても周りに怖がられても女性に対しては人一倍ピュアな大男の話。彼は世話になってる地主に雇われ、立ち退かない住人に対して強引に口封じを行う。義理堅さが仇となり怪力として利用されるも、思わぬ出会いで愛に目覚めていく。これシュレックと同じ感じじゃん。これ美女と野獣と同じ感じじゃん。そしてブニュエルお得意のメロドラマを存分が発揮されてる。全てが都合よく上手くいかない、ブルジョワの傲慢さ、因果応報、気づいた時にはもう遅く、力を行使した者にはそれなりの代償が伴う、これもまた真理。
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