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風と共に去りぬのmireiitoのネタバレレビュー・内容・結末

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「風と共に去りぬ」
1939年
監督 ヴィクター・フレミング
主演 ヴィヴィアン・リー
クラーク・ゲーブル
3時間58分
第12回アカデミー賞受賞
監督賞受賞 ヴィクター・フレミング
主演女優賞 ヴィヴィアン・リー
助演女優賞 ハティ・マクダニエル

世界中で必ずどこかの街で常に上映されているという伝説があるくらい大ヒットし、現在でも人気である。
南北戦争の話で、北が勝ったことで、そこの争い、苦悩、生き抜き方の話
強い女と男がすれ違う悲しい話だが強い話。私の中でエリザベートが重なる
ヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラという周りの男性みんなをとりこにする美しい女性が、1人を愛した。レスリー・ハワード演じる、アシュレー。でもアシュレーはオリヴィア演じる天使のような優しさを持つメラニーと結婚してしまった。スカーレットはアシュレーを愛していた。多くの男性に声をかけられても、メラニーと結婚し手が届かなくなったアシュレーを思い続けていた。南北戦争が始まり、アシュレーも戦争に行ってしまう。アシュレーにメラニーの世話を頼まれ、2人の子供のお産も手伝った。愛する人の子供を抱いた。体の弱いメラニーを守り、戦争の被害に遭いながらも生き抜くスカーレットは強い女性に見えた。前半の最後で彼女は言う。もう、家族を絶対に飢えさせない。
手が育ちを表すと言われていたなかで、素手で畑作業をする。生きていくために。スカーレットは2度、結婚した。一度はアシュレーを見返すため。2度目は故郷の地を守るため。しかし、結婚相手は2人とも、戦争や争いで亡くなってしまう。結婚なんてと自暴自棄になり酒に溺れるスカーレットのもとへ彼女がピンチの時何度か助けてくれたクラーク・ゲーブル演じるレッド・バトラーが現れる。彼は彼女に出会った時から愛して結婚したいと思っていたと言う。
今度こそ、幸せになれると思った、可愛い女の子の子供にも恵まれた。レッドも娘を溺愛した。しかしスカーレットは、アシュレーを忘れられなかった。スカーレットとレッドは、すれ違う。
レッドは離婚を持ちかけた。愛娘ボニーはポニーから落馬し、スカーレットの父親同様、亡くなった。レッドはその日から人が変わったようだった。そんなとき、メラニーが病気で危篤になる。メラニーは、アシュレーのことで恨んでいたはずのスカーレットに向け「アシュレーをよろしく。レッドに優しくね、貴方を愛しているわ。」と残した。
その言葉の後、アシュレーにメラニーを愛していたと告げられる。そこでスカーレットはアシュレーではなくレッドを愛していたと気づく。しかしもうレッドは愛していなかった。
スカーレットは泣き崩れる、強く生きてきた彼女は誰よりも愛を欲していた。しかし1人になってしまった彼女は1番愛すべき故郷に帰る。故郷に帰りこれからを考えようとする。明日には明日の風が吹くのだと。
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