紅茶

赤毛のアンの紅茶のレビュー・感想・評価

赤毛のアン(1986年製作の映画)
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赤毛のアン好きで布教したくてたまらない母親のもとで育ったのだけど、そのアツすぎるアン愛が逆効果、「好きになって当たり前」のプレッシャーのもと読んだこども版の赤毛のアンは大幅に省略されているせいでエピソードだけ羅列されていて全く面白いと思えず、「母親があれだけ賛美し愛しているアンの面白さがわからない」と「わたしって本のおもしろさわからない?」の二重苦で苦しんだ思い出が。その後「アンなんかぜんぜんおもろないやん」と過去の苦行に心を閉ざしてぜったい読むまいと思っていたのだけれど、そんなわたしにこの映画は素敵だった!チャーミングでそそっかしく、いつなんどきも空想を巡らす夢見がちなアンのかわいい楽しさが満開で、たちまち夢中に!なるほど!面白いわ!
ということで、村岡花子版にやっと手が出て読んでみたらばもうどハマり。
幸せなローティーンを過ごせました、ありがとう。
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