セガール幹事長代理

テケテケのセガール幹事長代理のレビュー・感想・評価

テケテケ(2009年製作の映画)
2.0
下半身のない化け物が人間を真っ二つにする話。

足を地面に付けずに腕立て伏せをすることを筋トレ業界で「プランシェ」というんですが(私はできません)テケテケがまさにプランシェの体制で追いかけてきます。仕事の八割は段取りで決まる、なんて言いますがテケテケサイドも例に漏れず、いざ襲う場面を常に想定し、大胸筋、三角筋、上腕三頭筋、腹直筋を日頃から鍛えているのです。
目的意識を持てば大体のことを達成できる、ということを殺人を通して視聴者に教えてくれます。

向上心に関して言えば私の高齢の父も負けてはおらず、彼は先月利き腕を骨折したんですが、ギブス装着後2週間で逆の手を使った箸による食事、筆記、電卓の使用(結構早い)までマスターしてたので、自分もテケテケや親に負けてられんなと謎のポジティブシンキングが芽生えました。

肝心の映画に関して言えばまあ予想通りというか、過度な期待もしていなかった為にこれといった感情も抱くことなく、強いて言えば綺麗な顔した女性が上半身/下半身セパレートスタイルになる画を純粋な気持ちで楽しむことができた次第であります。

そんなに深入りする映画でも無く書けることも少ないので、色んな方のレビューから感想をパクろうと思って読み漁っていたんですが、フォローさせていただいている一部の切り株マニアの方が「切断面が見えなくて残念だった」的なことを書いてて、北海道の首切断事件の犯人なのでは?と勘ぐってしまいました。どうぞ自首してください。