バッティ

雨に唄えばのバッティのネタバレレビュー・内容・結末

雨に唄えば(1952年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

バビロンを見るときに前提になるって聞いて、そういや見たことないな〜と。

ちょうど一つ山場を超えて何か映画見たいな〜って気分だったから見たんですけども、ひょっとして……ラ・ラ・ランド見るときも、もしかするとワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドまで見る前に見といた方が良かった……?6週間で映画を形にしなきゃいけないと追い込まれて若い才能が戦うのは、カメラを止めるなもそうかもしれない。皆さん見といた方が良いですよ雨に唄えばは。俺、ミュージカル映画はずっと好きな気がしてたんだけど、本当に好きなのかもしれない……

本筋は纏まっていて綺麗ですね。すごく好きなんだ。にしたってさぁ、作り直す映画の現代パートの制作イメージが長すぎるって。6週間で無理だろ。ここはそんなに見たいシーンでもなく……雨に唄うシーンの後が長いのはいただけねぇな……あそこで終わっても綺麗だった。現代まで視聴者肥えてないとダメか。でも制作イメージの最後のgotta danceは盛り上がりが良いよね。

僕は作られた背景とか後世への影響含めて作品だと思ってるから、色々調べるんですけどwikipediaさん曰く制作のイメージ元にあった声がアレでトーキーに置いてけぼりにされた俳優は男性の方だったんですね。まぁ当時には男性でも女性でもそういう人いたんだろうな……しかしリーナ……愚かなヒール……戯画化された……ちょっと可哀想だよ、自分のキャリアを勝手に上書きされるのは。凄まじい暴力だよ。社長はキャシーのキャリアを奪うのか!って言えた側じゃないよ。まぁ今日日見れないよねこんな存在。個人的に最後の雨に唄えばで笑いものになるのは見てて辛い……アニメなら見れたかな……人が演じてるとどうもね。


いやぁ久しぶりに見る映画として素晴らしく良かった。曲何度も聞こう。
バッティ

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