七沖

雨に唄えばの七沖のレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
4.8
古臭さは感じず、シンプルに俳優の技術がすごい。これが出来るようになるのにどれくらい練習したんだろう?と思う場面ばかりで、特に冒頭のバイオリンを2人で弾くシーンや、ドナルド・オコナーが主人公を励まそうとして1人でおどけまくるシーンは、楽しさと同時に迫力すら感じた。CGではなく生身の人間が実際にやってのけている、というのが本当にすごい。

悪役ポジションのリナも、黙っていれば美人なのに喋ると残念…というのはキャラが立っていていい。
昔の映画で今まで観る機会がなかったが、
尺もちょうどいいくらいの長さで、時間が経つのを忘れて映画の世界に没頭できた。もっと早く観ておけば良かった。
七沖

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