旅先で出会った小説家の父と二人暮らしをする歌子への恋心を描いた男はつらいよシリーズ第九作
吉永小百合さんの登場に
おいちゃん役の交代と話題も多く、
それぞれの役の良さも光ってて
笑ってじんわりできる良い話やった
おいちゃんとおばちゃんとさくらと博と
気が付いたら一緒に笑って、頭を抱えて、
ため息をついてるってのがほんまに最高
「子供の時の旅行なんて楽しかったもんね」
吉永小百合さんがヒロイン!!!
綺麗で品があって可愛らしい
登場の横顔だけで美しかった
この時で27歳って透明感すごい
登場シーンの場所がちょっと前に行った
兼六園のお団子屋さんなんは
内容とは関係ないけどテンション上がった
昔からあったんやって嬉しくなった
おいちゃん...
分かってはいたけど、
やっぱり寂しいや...
松村達雄さんが悪いとかじゃなくて
森川信のおいちゃんが観れないことが寂しい
人が変わればやっぱり役柄も変わるね
さくらの夢を見て帰ってきたものの
貸間ありの札を見て悲しむ寅さん
その寂しい気持ちは分かるけど、
おいちゃん達の気持ちも分かる
家を建てようとするさくらと博に
寅さんがボロクソに言うのは最悪やった
言って良いことと悪いことがあるもん
博の「ひどいこと言うなぁ」が
気持ちこもっててしんみりした
柴又を去った寅さんが
登と再会するシーンめっちゃ好き
寅さんと登の関係やっぱいいよね
北陸の旅を続ける寅さんはひょんなことから
旅行する3人の女性と少しの間旅をすることに
寅さんと一緒に旅行はめっちゃ楽しそう
柴又に帰ってくると悪いところばかり
目立っちゃうけど寅さんはやっぱり
人情溢れる素敵や人やもんね
「あぁやだやだ、また始まったい」
ほんまみんなと一緒にため息出る
昨日会ったばっかりやのに
今日元気かな、の質問は笑う
「どうして結婚しないんですか？」
って聞かれた時もめちゃめちゃ笑った
みんなも爆笑してて最高に楽しい
さくらと博の月給のやり取りが
さりげないけどめっちゃ好き
幸せの基準で考える博の考え方素敵
結婚を諦めてお父さんと暮らしても
誰も幸せにならない
その考え方が全てではないけど、
そう言うふうに考えれるのは素敵
博もめっちゃいいこと言うよなぁ
「もし私が幸せになれたら
それは寅さんのおかげよ」
なんとなく寅さんの恋心に気付かないまま
寅さんを振ってくれて良かったって感じた
涙しながら結婚する決心する姿を見たら
そりゃ寅さんもなんにもいえないよ
決心できてよかったねっていう
寅さんの背中が切ないけどかっこいい
ラストの登との再会がほんまほっこり
「あんな雲になりてぇんだよ」
