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スパルタカスのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

スパルタカス(1960年製作の映画)
3.3
紀元前1世紀、共和制ローマ。奴隷の反乱として最大で最後の"スパルタクスの反乱"を、カーク・ダグラスが製作総指揮・主演で映画化した歴史スペクタクル。
本作は元々アンソニー・マン監督でクランクインしたが、マンはカーク・ダグラスとの衝突により降板。替わったスタンリー・キューブリックも思惑どおりに進められなかったようで、あくまで監督として「雇われた」だけだと言っていたとのこと。
更に、ダルトン・トランボも元の脚本を書き換えられ現場から閉め出されたようです。
今回は、1989年に修正(初公開時にカットされたオリヴィエとカーティスの同性愛を暗示する場面を追加(オリヴィエの声はアンソニー・ホプキンスが吹き替え))された[復元版]を鑑賞。
原題:Spartacus(1960)

~登場人物(豪華キャスト)~
・トラキア人奴隷のスパルタカス(カーク・ダグラス)
・元老院の閥族派で、執政官のクラッスス(ローレンス・オリヴィエ)
・女奴隷のヴァリニア(ジーン・シモンズ)
・シチリア人の青年奴隷。詩吟を専門とするアントニウス(トニー・カーティス)
・元老院の中でクラッサスら閥族派と対立する民衆派のグラックス(チャールズ・ロートン)
・剣闘士養成所の署長バタイアタス(ピーター・ユスティノフ)
・民衆派のジュリアス・シーザー(ジョン・ギャヴィン)
・剣闘士クリクスス(ジョン・アイアランド)
・黒人剣闘士ドラバ(ウディ・ストロード)
・ローマと戦っている"キリキア"の使者ティグラネス・レバントス(ハーバート・ロム)
・ローマ警備隊長マルカス・パブリウス・グラブラス(ジョン・ドール)
・真剣試合を楽しむヘレナ・グラブルス(ジョアンナ・バーンズ)
・ローマ警備隊長の妻クラウディア(ニナ・フォック)

"I Am Spartacus!"

助演では、ピーター・ユスティノフとチャールズ・ロートンが印象に残ります。
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