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ミセス・ダウトのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)
3.5
アン・ファインの小説「(Alias)Madame Doubtfire」を「ホーム・アローン」のクリス・コロンバス監督が映画化。
ロビン・ウィリアムズがイギリス人家政婦"ミセス・ダウト"に扮したハートフル・コメディ。
原題: Mrs. Doubtfire (1993)

人並みはずれて子ども好きな父親ダニエルは、妻に愛想を尽かされ離婚。失業中のため親権を奪われ、子ども3人と離れて暮らすことに。
週一度しか会えないことに耐えらず、女装して上品な初老のイギリス婦人に成りすまし、家政婦"ミセス・ダウト"として、別れた妻の家で子どもたちの世話を始める…。

~登場人物~
・ダニエル / ミセス・ダウトファイア(ロビン・ウィリアムズ):フリーランスの声優。3人の子どもと遊んでばかりで、妻に愛想を尽かされる。
・妻ミランダ(サリー・フィールド):仕事熱心なインテリアデザイナー。
・スチュー/スチュワート(ピアース・ブロスナン):ビジネスマン。ミランダの大学時代の恋人。恋が再燃。
・兄フランク(ハーヴェイ・ファイアスタイン):映画業界の特殊メイク職人。お姉系。
・勤務先のテレビ局の社長(ロバート・プロスキー)
・ヒラード家の隣人(ポリー・ホリデイ)
・長女リディア(リサ・ジェイカブ):14歳。しっかり者。
・長男クリス/(マシュー・ローレンス):12歳。サッカー好き。
・次女、ナッティ/ ナタリー(マーラ・ウィルソン):5歳。「スチュアート・リトル」の絵本好き。
・家庭訪問員(アン・ヘイニー)、
・バスの運転手(シドニー・ウォーカー)
・会員制プールのバーテン(ロバート・ウィリアムズ=ロビン・ウィリアムズの実兄)

「でも、愛があればみんな結ばれている。家族は永遠に心のなかにある」

初対面でバレないはずはないのですが、それはご愛嬌。
ロビン・ウィリアムズが七色の声を使い変幻自在に芸達者なところを見せ、笑いを誘う。
同じように女装した「トッツィー」(1982)のダスティン・ホフマンよりずっとよい。
サリー・フィールドはちょっと嫌そうな"仕事人間"を演じても、人の良さ(温かみ)が滲みでるので、この作品にはぴったり。
音楽はフォーシーズンズ「Walk Like A Man」など。
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