胸が痛ぇや。
母といがみ合いながら共に暮らすユベールの話。
グザヴィエ・ドラン監督の作品を初めて鑑賞した。芸術的かつ現代的な作品だった!
ストーリーが胸に刺さりまくった。私も今母と暮らしているから、なんとなくユベールの気持ちが分かってしまう。我ながら若いなぁ!
親子だから似ていて、些細なことでもイラッとしてしまう。同族嫌悪の感情を抱いてしまう。私の母親だから、私の息子だから、と無意識に相手に期待してしまう。愛している、だけど嫌い。この人間の複雑な部分がよく描かれていた。胸が痛かった。
あと、個人的にアントナンの顔がめちゃくちゃ好み。出演者たちは美形しかいないんだけど、圧倒的に彼が好みだった。