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哀れなるものたちのMavisのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.9
【冒険と成長】

変わり者医者のゴッドは美しい痴呆のベラ・バクスターと暮らしていた。ゴッドに憧れるマックス・マキャンドルはゴッドの依頼でベラの成長記録係をすることになる…って話。

ランティモスの性癖と知性を色彩でぶん殴った感じの映画だった。

白黒とカラーの映像が組み合わさっているのだが、カラーのシーンがとにかく鮮やかで彩度が高い。幻想的かつ芸術的で印象深い。

しかも、ストーリーがかなりぶっ飛んでいる。ゴッドはなぜゴッドとなったのか?ベラはどこから来たのか?ベラはどこへ行くのか?

今まで見たランティモス作品の中で1番好き。もしかしたら、監督のクセの虜になっちゃった?1番初めに見た「籠の中の乙女」はよく分からなかったけど、今見たらハマっちゃう…?

あと、ランティモス作品って動物出てくるの何気に多いな。好きなのかな?
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