ヒムロ

X-MEN:ファイナル ディシジョンのヒムロのレビュー・感想・評価

4.0
ミュータントの息子を持つ社長ワージントンは息子を普通の人間に「治す」ためミュータント治療薬CUREを作り上げる。
しかしこの事がブラザーフッドを始めとする多くのミュータントたちを刺激し、大きな争いの渦を生む。



X-MEN旧3部作のラストにして良い最終回だった。
こっからまだまだあるのが信じられないぐらい良い終わりだった。

ミュータントを病気として治そうとする企業(全く強制はしていないが)に対して反抗するミュータントとかいう100パー暴動になるのが読める薬を開発したばかりに起こる争い。
ここにナイトクローラーがいないのが悲しい。
スーパーマンの撮影と被っていたからと出番が少ししかないサイクロップスや、わざわざ寝返ったのに全然見せ場がないパイロなど残念な部分も多い。

しかし戦闘シーンは屈指の出来栄えでめちゃくちゃ満足度が高かった。
前作の良かったところをそのまま伸ばしている感じがある。
特に車の投擲は最高だった。
デットプールを先に見てるのもあって人間サイズのジャガーノートには違和感あったというか面白すぎたが…。

全体として見るとそこそこの出来という感じもあるが、やっぱり最後のバトルシーンの完成度は良かったり、エンジェルの決めシーンなどスーパーヒーロー映画に求めている所がかなり満たされている感じが良かった。
ヒムロ

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