裏窓のあさのネタバレレビュー・内容・結末

ヒッチコック初鑑賞。

冒頭からナレーションとか余計なものがなく、完全に映像で状況を伝えている。カメラは主人公の目となる部分が多く、近隣の状況も言葉なしにジェフの視点を通じて見る。本当に視点のショットが計算されて作られているんだなと。

メインの展開に引き込まれた。場面は一定してジェフの部屋からの視点のみであるので、私たちはジェフと同じく事件を想像することしかできない。

ラストで見られる変化が面白い。ミス・ロンリーは自殺を思い止めさせてくれた音楽家の元へ、ダンサーの元へは愛する人の帰宅、など。ストーリーが展開していく中でサスペンスのみならず、隣人のちょっとしたエピソードが随所に盛り込まれていた。リサがパンツを履いているのも大きな変化。

そしてグレイスケリーがツボすぎた。ファッションがすごく好きでした。