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悪魔の毒々モンスター東京へ行くの消費者のレビュー・感想・評価

3.9
・ジャンル
コメディ/ヒーロー/モンスター/スラッシャー

・あらすじ
核廃棄物を体に浴びて醜い容姿と共に無敵の力を手に入れたメルヴィン
その力によってトロマヴィルからは悪人も腐敗も消え去り町は楽園となっていた
一方で力を持て余す彼は存在意義を見失い落ち込んでいく
だが再び町に悪が襲い掛かる
悪が一掃された時に逃げ出していた有害物質を撒き散らす巨大な多国籍企業、アポカリプス社がトロマヴィルを奪い取るべく戦闘員を寄越したのだ
幸いメルヴィンはほぼ全員を一掃したが時すでに遅し、既に大勢の人が命を奪われていた
病んだ心に拍車が掛かってしまうメルヴィンはアポカリプス社に買収されたカウンセラーに言われるまま社の陰謀に乗せられ物心がつく前に姿を消していた父を東京へと探しに行くのだが…

・感想
トロマの代名詞、「悪魔の毒々モンスター」シリーズの2作目にして東京ロケがメインとされた日本編

1作目から良い意味で安っぽいエロやクスッと笑える悪人討伐時のゴア描写などは健在で80’s要素がむせ返る程に強化されていてより気軽に笑える作品になっていた

作品のファンだという関根勤演じるアナウンサーの喋りのめちゃくちゃさや序盤と終盤におけるメタ的な台詞なども楽しいし何と言っても驚かされたのは日本のラスボス、ビッグ・マック・ブンコを演じた安岡力也の吹っ切れたギャグっぷり!
ホタテマンの様なキャラもやっていた人とはいえ廻し姿でメルヴィンと相撲を取ったり戦闘に盛り上がっていた魚屋にバラバラにされ刺身になったり、と良くこんな役受けたなぁと…w

謎に盲目の恋人がサラからクレアという別の人物に変わっていた点は良く分かんなかったけどクレア役の女優も日本でのヒロイン、マサミを演じ「天使のはらわた 赤い眩暈」にも出演していたAV嬢の桂木麻也子もエロいし可愛かったのでまぁ問題無し

まだシリーズの正当な作品は2作残ってるのでそれも楽しみ
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