「インディ・ジョーンズ」シリーズではこの作品だけまだ見ていなかったので「運命のダイヤル」の予習も兼ねて鑑賞。
この「クリスタル・スカルの王国」、インディ・ジョーンズの中では評価が芳しくない印象だったけれど、冒険活劇ものとして普通に楽しめた作品。
宇宙人が出てくるのはインディ・ジョーンズの世界観とミスマッチな気もするけれど、まあトータルで言えば面白い映画。
中盤の爆走する複数の車の上で繰り広げられるクリスタル・スカルを巡る攻防のシーンは息つく暇なく次へと次へと展開がコロコロと変わっていくので見ていて本当に楽しい。あの場面がこの映画の中では一番の盛り上がりポイント。
「インディ・ジョーンズ」といえば冒険活劇の他に恒例になっている(なってしまっている)のが虫・動物を大量に画面に放出する悪趣味なシーン。蜘蛛だったりネズミだったりしたが今作は蟻。蟻が大量に出てくる様はトライポフォビアには堪らなくキツい。でも最後のシーンはインパクトあって好き。「運命のダイヤル」でもやっぱりこんなシーンあるのかな…。そこだけが不安。
中盤あたりの冒険活劇的な展開は凄く良かったが、ラストの纏め方が駆け足気味で正直「え?これで終わり?」って思ってしまった。なんとも消化不良。
ハリソン・フォードの年齢を考えると恐らく「運命のダイヤル」がインディシリーズラストになると思うのでどんな冒険が繰り広げられるのか今から見るのが楽しみ!