まど

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのまどのレビュー・感想・評価

4.0
<感想>
模倣することに関して天才的な青年が、家庭の崩壊を機に犯罪に手を染め、逃亡劇を繰り広げる物語。

比較的長尺の映画にも関わらず、ストーリーのテンポが良くて短く感じた。

自分を偽ることで、一時的には楽に生きられるかもしれない。ただ、その過程で得るものもまた偽物であり、虚無感に苛まれる結果となることが学べた。


<印象的な台詞>
■2匹のネズミがクリームの中に落ち、1匹は溺れ死んだ。だが2匹目さもがき続けクリームがバターになり助かった。

Two little mice fell into a bucket of cream. The first mouse quickly gave up and drowned, but the second mouse, he struggled so hard that he eventually churned that cream into butter and he walked out.


■これ君の?きっと君の首から外れてしまったものだよ。

Is this yours? Must have slipped right off your neck.


■見て、君を追っているものはいないよ。
Look. Frank. Nobody is chasing you.
まど

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