○感想
実話を元にした映画。でも実話とは違うみたい。創作の部分が多いみたい。
空のジェームズ・ボンド。
詐欺師なのにスパイと比較されたのか。
この作品のなかで『007 ゴールドフィンガー』の映像が流れるとは思わなかった。ビックリ。
ボンド(ショーン・コネリー)と同じスーツを3着。おもろ。
オープニングがアニメーションなのは、スピルバーグ監督の『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』という3DCGアニメーションの3DCGじゃないオープニングと雰囲気が似てた。
ただまぁ、こんな医者は嫌だ笑
以下、ネタバレあり
転校生なのにフランス語の先生のふりして数日間も授業をし、社会科見学まで企画しちゃうのスンゲェわ。
思いっきりの良さがあると、騙されちゃうのかな。
ま、授業に関しては、他の生徒も別になんでもいいや〜って思って黙って楽しんでたのかな???
他にもマイアミ空港から逃げるところの手口が鮮やかだった。
詐欺師とそれを追うFBIの話。ルパンと銭形警部みたいな。ロジャーとガープみたいな。
敵だけど、追ううちに気になる存在となり、捕まえたら友達になり、一緒に働く仲間となる。
コメディで楽しいのにハラハラ・ドキドキもあって面白い映画だった。
○あらすじ
仲の良いフランクの両親。父親ロータリークラブの終身会員に選ばれる。しかし国税局とトラブル。困窮。
フランクは転校。フランス語の授業で代理教師のフリをする。両親は学校に呼び出される。
父親は息子の誕生日の祝いに小切手帳を贈る。
母親は父親の友人と浮気。それにフランクは気づく。
両親の離婚。弁護士から父と母のどちらと一緒に住むのかを決めるよう言われる。
フランクは家出。
小切手で金を用意しようとしたが、銀行員から相手にされない。
社会的地位が必要だと判断する。
フランクは高校の新聞記者を装い、航空会社でパイロットの仕事について聞く。
制服を失くしたと嘘をつき、パイロットの制服を入手。
パイロットのふりして偽造小切手を作って使う。
無料で世界を旅する。美女も恋に落とす。
FBIが捜査開始。
FBIのカールは、ハリウッドのホテルに泊まっていたフランクを追い詰める。フランクは、フランクを先に逮捕したシークレットサービスだと偽る。
クリスマスイヴ。フランクはカールに電話。フランクは寂しい。
カールはフランクが漫画好きでニューヨークに住んでいる家出中の子どもだと見破る。(偽名が漫画由来、ヤンキース)
カールはフランクの父と母に会い、卒業アルバムでフランクを確認する。
フランクは、病院へ。ブレンダという歯科矯正中の看護師と仲良くなる。小児科医になりすます。
ブレンダと婚約。ブレンダは勘当されていたが、フランクのおかげで仲直りする。
カールは小児科にたどり着くも、フランクはもういない。
ブレンダの父親は検事。フランクは司法試験に受かる。
フランクはカールに電話し、結婚するからもう追わないように頼む。
カールは、婚約パーティーかつ、フランクが医師として名乗っていた名前でフランクを探す。。
婚約パーティー。FBIが会場に。
フランクはブレンダに正体を明かす。マイアミ空港で落ち合う約束をする。
約束の日時。フランクはマイアミ空港に向かう。
ブレンダの周りに捜査員たちがいることに気づく。
フランクは客室乗務員養成学校に行き、面接をし、客室乗務員をたくさん用意する。綺麗な彼女たちとともにマイアミ空港へ。
フランクは正体を隠しカールに電話。カールたちはフランクがいると思って外へ。しかしそれはフランクが用意した囮。フランクは外国へ。
フランクは外国で偽造小切手を作り続ける。
印刷に使った機械がフランスにあることにカールたちは気づく。
フランクは父と母が出会った土地の印刷所にいる。そこでカールに逮捕される。フランスの刑務所に収監。
4年後。フランクはカールによってアメリカに移送される。(※引き渡しの部分は冒頭で)
移送中の飛行機。フランクはカールから父親が亡くなったことを聞く。吐き気。
フランクは飛行機のトイレから脱走した。
再婚した母親の家へ。最近相手との間に娘ができていた。再逮捕。
禁錮刑12年。
カールは偽造小切手に関する意見を訊くために刑務所のフランクを訪ねる。
フランクはFBIの協力局員として採用される。刑期を終えるまでFBIで働くことになる。
フランクは一度逃げ出す。
カールにお前は戻ってくると言われる。
フランクはFBIに戻る。
フランクが司法試験を突破した手口をカールは聞く。2週間勉強したら受かったらしい。
エンドロール。
フランクは結婚して3人の子を儲けた。
偽造のできない小切手を考案。
その道の権威となった。