弱肉強食の自然界で、アフリカの
黒人とヨーロッパの白人が、
役名も、無駄なセリフも無い中、
タイトル通り“裸”でぶつかり合い、
命懸けで闘ったり、友情を育んだり、
地球規模の視点で訴えてくる名作。☆
傲慢な白人達の手による
象牙狩りや奴隷狩りが横行する
19世紀のアフリカ。
度を越したルール無用の悪虐に
原住民が遂にブチ切れ、白人
及び協力した現地人スタッフを
ヒャッハー!と虐殺していく。☆
走れ!戦え!
タフガイ・コーネル!
亜流作品は多数存在するけど、
色々な解説を見聞きしていると、
この時期の作品としては非常に
興味深い点がたくさんありますね。
別の記録映画からの流用で、
象の虐殺シーンや野生動物の
弱肉強食シーンなどを上手く
繋いでいる。
ニワトリの様に踊らされた挙句
串刺しにされまくったり、
土で固められ、グルグルと
回されて火炙りにされたり、
様々な趣向で嬲り殺される様は
『2000人の狂人』を思い出す。
死闘の末のラストも良かった。
あそこからもう一捻りあると
また違った問題提起ができると
思うけどね。
カットされた別Ver.とか無いかな。